【名作から迷作まで!あだち充のおすすめ漫画10作品】タッチやラフなど定番の人気作品も!
皆さんこんにちは‼
私は昔から人一倍漫画が大好きで色々な作品を読んできました。漫画喫茶に入り浸り、気に入った漫画は買い揃えるスタイルで漫画をこよなく愛しております。
今回は、私の家にある漫画コレクションの中で一番作品の多い大好きなあだち充先生のおすすめ作品をいくつか紹介します。青春作品をかかせたら右にでるものはいないと個人的に思うあだち充作品の中から「タッチ」、「H2」、「みゆき」などの有名作品はもちろん皆様があまり知らない作品まで紹介します。多少ネタバレもありますがご容赦ください。
名作から迷作まで!あだち充のおすすめ漫画10作品
あだち充おすすめ作品その1:「タッチ」
言わずと知れた野球漫画の不朽の名作‼あだち充の代表作です。
顔は同じだが、運動も勉強も出来ず女の子にもモテない努力が嫌いな「上杉 達也」と成績優秀、野球部の絶対的エースで女の子にモテモテの努力家「上杉 和也」の正反対な双子。そして幼なじみでヒロインの「浅倉 南」。三人の三角関係から物語は始まります。そして衝撃的な和也の死…。成長していく達也の優しすぎる性格、可愛いすぎる南ちゃん、見所満載の名作ですね。
何でタイトル「タッチ」なの?作中の達也のあだ名は、「タッちゃん」なのに。由来はバトンタッチのタッチです。南ちゃんを甲子園へ連れていくという和也の夢を達也が引き継ぐ、なるほどというタイトルですね。何回読んでもラスト感動的なので、皆さんぜひ読んでみてください。
あだち充おすすめ作品その2:「みゆき」
主人公「若松 真人」と血がつながっていない妹「若松 みゆき」と真人の同級生「鹿島 みゆき」。二人のみゆきの間で揺れる男心を描いた名作です。
真人は運動神経も悪いちょっとドジな少年ですが、人一倍優しく、優柔不断。妹のみゆきが血がつながっていないことを知らないと思い込み一生懸命隠したりしながら、時々妹を女性としてみてしまう。でも妹だからと理性を保ち自分の本当の気持ちに気付かない…そんな展開にモヤモヤしながら感動のラストへ繋がります。
タッチと同時期の連載というのが衝撃的ですね。
全て上手くいくことなんて人生でないですよね。個性的な登場人物それぞれの気持ちが描かれているので、、色々な視点で楽しめる作品です。皆さんも読んでみて甘酸っぱい物語を堪能してみてください。
あだち充おすすめ作品その3:「ラフ」
やはりあだち充先生の作品は野球というイメージの方が多く、ラフは実写映画化されていますが、知名度はそんなに高くないかも知れません。しかし、あだち充マニアの中で評価の高い作品です。お互いが老舗のライバル和菓子店の跡取りである主人公「大和 圭介」と、ヒロイン「二宮 亜美」。最初は亜美も敵視しているのですが、だんだん大和の良さに惹かれていく、そんな青春物語です。
告白シーンも最高に胸キュンですし、登場人物の「緒方 剛」がまぁカッコいいんです。主人公でもライバルでもないですけどね。男が惚れるカッコ良さです。ラフは本当に傑作なのでぜひ読んでみてください。
あだち充おすすめ作品その4:「虹色とうがらし」
この作品はあだち充には珍しいSF作品です。日本の江戸時代の様な別の星を描いております。どうみても江戸時代なんですが、作中で何度も否定しています。
「虹色とうがらし」は、
- 長男:胡麻
- 次男:麻次郎
- 三男:芥子の坊
- 四男:主人公七見
- 長女:菜種
- 五男:陳皮
- 六男:山椒
の異母兄弟7人の共同生活、旅を通して物語は進んでいきます。将軍の隠し子という設定ですが菜種だけ実は将軍の子供ではなかったというのがアクセントとなっております。
兄弟の絆、親子の絆、人情が描かれていますが、コメディ要素が強い作品です。
あだち充おすすめ作品その5:「H2」
あだち充先生の代表作で非常に人気の高い作品です。
主人公「国見 比呂(くにみ ひろ)」と親友「橘 英雄(たちばな ひでお)」。タイトルの意味は、ひろと英雄、二人のヒーローでH2。
ヒロインは比呂の幼なじみで英雄の彼女「雨宮 ひかり」、比呂の高校の同級生マネージャー「古賀 春華」。
高校入学から三年の最後の甲子園まで描いた長編で読みごたえがある作品ですね。
とても切ない要素もあり、タッチと並ぶ衝撃的な死も…非常に読みごたえのある作品です。
告白?のセリフの「I love you、発音あってるか」が、最高にカッコいいです。この作品は絶対読んでもらいたいですね。
あだち充おすすめ作品その6:「いつも美空」
この作品はあだち充史上最高の迷作ですね。一年での打ち切り説、次作のためのつなぎ作品と色々言われている作品です。
火事の祠から御神体を持ち出した「坂上 美空」と仲間達は、13才の誕生日に神様からそれぞれ超能力を授かり、その能力で悪の力を持った「野上 篤史」とその弟「野上 剛士」と地球を救うために戦う。
そして美空は日本人初のアカデミー賞主演女優賞に輝く予定と少し無理のある設定です。しかし、個人的に結構好きだったのですが、本当に前触れなく、これで終わりって感じで、少し物足りない話でした。
まぁこれだけ名作を沢山生み出しているわけですから、たまにはこんな作品があっていいのではないでしょうか。
あだち充おすすめ作品その7:「KATSU!」
本作品はボクシングをテーマにした作品です。高校入学でヒロイン「水谷 香月」に一目惚れした主人公「里山 活樹」が、ボクシングを初め、香月の夢である世界チャンピオンを目指す作品、と簡単に説明するとこんな感じですが、人間模様が複雑な作品です。
活樹の父親、元プロボクサー「ラビット坂口」は本当の父親ではなく、実の父親天才ボクサー赤松 隆介を、ボクシングの試合で殺してしまいます。殺すといっても無理がたたった不幸な事故なのですが…。
そして赤松の婚約者であった活樹の母親と結婚し、活樹を育てる。凄い話ですね。取りようによってはどうなのって感じですが、二人の間に色々あったのだろうと勝手な想像が膨らみます。
個人的な意見ですが、香月はあだち充作品の中でもトップクラスに可愛いですね。
あだち充おすすめ作品その8:「クロスゲーム」
タッチ、H2と続く野球漫画の名作です。あだち充のマニアの中では不謹慎ですが、誰が死ぬのか話題になります。本作では単行本1刊の間に主人公「喜多村 光」の彼女「月島 若葉」が亡くなってしまいます。
そして高校生になり、若葉の最後の日に見た夢を叶えるため甲子園を目指す。そして若葉の妹だが性格は違う「月島 青葉」との関係を中心にストーリーは進みます。月島家の美人四人姉妹
- 一葉(いちよう)
- 若葉(わかば)
- 青葉(あおば)
- 紅葉(もみじ)
を四つ葉のクローバーと表現し、家族の愛、恋愛、友情を描いており、色々な感情の起こる作品ですので皆さん読んでみてください。
あだち充おすすめ作品その9:「QあんどA」
クロスゲームでも触れましたが、あだち充マニアの間で誰が亡くなるのか…。はい最初から死んでます。
父親の転勤で、6年ぶりに故郷に帰って来た主人公「庵堂 厚」。そしてかつて住んでいた家につくと6年前に死んだ兄「庵堂 久」が幽霊となって登場。
あり得ないストーリーですが、兄弟の絆、親子の愛が随所に描かれていて心温まる作品です。
あだち充おすすめ作品その10:「MIX」
現在連載中のあだち充先生の最新作です。
物語の舞台は「明青学園」。ご存知の方も多いと思いますがタッチの舞台でもあります。
両親の再婚で兄弟になった「立花 投馬」と「立花 走一郎」そして走一郎の実の妹「立花 音美」。
立花兄弟が「上杉 達也」以来の明青学園の甲子園を目指していくストーリーですが、タッチのアナザーストーリということでもありません。タッチのキャラも出てくるので今後どうなっていくのか気になりますね。
名作から迷作まで!あだち充のおすすめ漫画10作品・まとめ
いかがでしたか?他にも作品はあるのですが、今回はこの10作品をあだち充おすすめ作品として紹介しました。個人的に「ショートフィルム」などの短編集もおすすめです。
30年以上に渡って名作を生み出し続けているのは本当に凄いことですね。
個人的な意見ですが絵が全部同じだと思われる方が多いと思いますが、「KATSU」、「クロスゲーム」くらいから少し画風が変化した様な気がしますね。
今回連載順に書いたので興味がある方は読んでみて絵の違いにも注目してみてください。
やっぱりあだち充先生の作品は心の繋がり、愛情、友情を描いていて感動しますね。皆さんもぜひ読んでみてください。
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