【ハローワーク求人情報の残業時間は嘘？】実際と違う残業時間が掲載されている場合も！

とあるQ&Aサイトを見ていると、ハローワークの求人情報に記載されている残業時間は嘘なんですか？という質問を見つけました。

前職で、人事に関しても僅かながら携わっていたので、ハローワークの求人情報の残業時間は、嘘なのかどうなのかについて書いていきたいと思います。

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ハローワーク求人情報の残業時間は嘘なのか

結論から言うと、ハローワーク求人情報の残業時間は嘘のものもあります。

嘘のものもあると書くと語弊がありますが、実際の残業時間と違うという求人は確かに存在します。

実際に私が勤めていた会社の求人票は、残業時間が月平均15時間なのに対し、実際の残業時間は月平均40時間以上でした。

ではなぜ、このようにハローワークの求人情報に記載されている残業時間と、実際の残業時間が違うということになるのかを紹介していきます。

ハローワークの残業時間と実際の残業時間が違う理由

部署平均の残業時間だった

求人票に載ってある残業時間と、実際の残業時間が違うのは、求人票に載ってある残業時間は、部署平均の残業時間だったということが考えられます。

部署平均としての残業時間なので、部署の中でも仕事を多く持っているチームは、残業時間も平均を超えてしまうし、繁盛期というのも残業時間の平均を大幅に超えてしまう要因の一つです。

しかし、私が勤めていた会社の場合、残業時間が求人票と違うのは以下のような理由でした。

商工会に丸投げしているため

ハローワークに求人を出す場合に、仕事内容や労働条件等を、求人申込書という書類に書かなくてはいけません。

通常は、採用担当者が手続きをするわけですが、商工会に加入していると、この手続きを商工会が代行してくれます。

求人申込書が出来上がると、確認のため商工会の担当者が会社に求人申込書を持ってくるんですが、私の元職場のようないい加減な経営者（採用担当者）の場合は、書類の中身を確認せず承認をします。

経営者（採用担当者）が確認していないため

商工会は、以前作成したその会社の求人申込書をベースに、新たに求人申込書を作成します。

前回求人を出してから今回求人を出すまでに、休憩時間や残業時間などが変更があれば、商工会の担当者が出来上がった求人申込書も持ってきた段階で、修正箇所を伝えて修正してもらいます。

しかし、私の元職場のようないい加減な採用担当者（経営者）の場合は、書類の中身を隅々まで確認しません。

結果、前回の求人申込書のデータが、ハローワークの求人情報に載り、求人票に載ってある残業時間と、実際の残業時間が違うということになるのです。

まとめ

ハローワークの求人情報に嘘を書いているわけではありませんが、上記のように経営者（採用担当者）がずぼらなため、結果的に求人票の残業時間と、実際の残業時間が違うということになってしまいます。

私が勤めていた会社は、残業時間だけでなく休憩時間も求人票と違っていました・・・

もちろん中には、意図的に残業時間を少なく書いて、求人申込書を提出している会社もないとは言い切れませんが・・・

どちらにせよ、求人票と残業時間が違う会社は、残業時間だけでなくその他のところも求人票と違う可能性もあるので、注意が必要です。

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