【メッセージ性の強い歌詞は意味ない?!世界の終わり・虹色の戦争】歌い方についても解説！

今まで何度か取り上げてきたセカオワネタですが、セカオワ関連の記事としては4記事目となる今回は、世界の終わり「虹色の戦争」について書いていきたいと思います。

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虹色の戦争について

虹色の戦争は、2010年4月7日発売の世界の終わりの1枚目のアルバム「EARTH」に収録されている楽曲です。
「EARTH」は、オリコン週間ランキングで最高15位を記録し、オリコンチャートには120回以上登場しています。

また虹色の戦争は、世界の終わりがまだアマチュアだった2007年に発表したデモアルバム（デモテープ）「sekai NO oWARi」にも収録されています。
「sekai NO oWARi」は、当時世界の終わりが活動の拠点にしていたクラブハウス「club EARTH」の来場者に配布されたもので、「幻の命」や「虹色の戦争」など「EARTH」にも収録されている楽曲が収められていますが、アレンジが全く異なっている楽曲になっています。

1000枚限定で制作された「sekai NO oWARi」ですが、メンバー内ではEARTH黒盤や黒EARTHと呼ばれており、余ってはいるもののとても人に渡せるものではないそうです。

「EARTH」収録曲

1. 「幻の命」
2. 「虹色の戦争」
3. 「インスタントラジオ」
4. 「青い太陽」
5. 「死の魔法」
6. 「世界平和」
7. 「白昼の夢」

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虹色の戦争の歌詞の意味

「EARTH」に収録されている曲のすべてが、全作詞を担当した深瀬さんがその時々で感じたこと・思ったことをダイレクトに反映させた歌詞になっています。

虹色の戦争は、その辺りを散歩しているような曲だと語る深瀬さん。
電気屋さんの前を通りかかると、「世界が平和でありますように」「地球を大切に」といったような、「No War」みたいなデモ行進の映像が流れていて、公園に行くと虫を捕まえて虫かごに入れている子供達や、お花畑で花を摘んでいる人たちがいて、その公園にはカラスを駆除する罠が仕掛けられている。
その時深瀬さんが聴いていた曲が、「世界が平和になりますように」「どうして私たちは傷つけ合うんだろう」という内容の曲で、漠然と違和感を感じたそうです。

歌詞にメッセージを込める

虹色の戦争は、そういった日常の中に存在する矛盾を歌った曲で、この曲が出来た時深瀬さんは、初めに思ったことがサラッと言葉になったため

「これってすごいメッセージ性が強いじゃん。こんなのまったく意味がない」

と思って、それをぐちゃぐちゃにしてまったく意味のない歌詞にすげ替えてライブで歌ってみたことがあり、そうしたら非常におもしろくなかったと語っています。

当時、「音楽を聴いて世界が変わるなんて、茶番だ」と思っていた深瀬さんは、歌詞にメッセージを込める意味がわからなかったと語っています。
それは、世界の終わりを始めて最初にぶち当たった壁だそうです。

そして、前述のライブの件があり
「伝えたいことがあって、世界に対して思ってることがあるのに、なんでこんなにどうでもいいことを俺、歌ってんだろう？」
と、思いその時に
「メッセージを込める意味っていうのは、少なくとも自分のためにあるな」
と、感じたそうです。

「虹色の戦争の」歌い方について

インタビューで深瀬さんは、歌うときに叫んだり感情的に歌わないと語っています。
というのも、深瀬さんのボーカルプロデューサーでもある彩織さんに

「そんなに感情込めたらダメだよ。そんなに叫びそうになってたら、君がそれを正しいと思って叫んでるみたいじゃん。ただ思ってるだけなんだったら、もっと抑えて歌わなきゃダメ」

と、アドバイスされたそうです。
なので、感情を込めずに歌うことで「僕はそう思ってるだけだ」ということを歌い方で表現していると話しています。

英語の歌詞の歌い方

前述のように「虹色の戦争」には英語の歌詞がありますが、カラオケでこの曲を歌うと英語の歌詞の部分が読むのに必死になってグダグダな感じになることがあります。
ということで、英語の歌詞の読み方を載せておくので、覚えて英語の歌詞もバッチリ歌いきりましょう！

“The war of the rainbow color”
ザ ウォー オブ ザ レインボー カラー

is the war the whole world knows
イズ ザ ウォー ザ ホール ワールド ノウズ

and the whole world participate in.
アンド ザ ホール ワールド パーティシペート イン

“The war of human vs. living things except human”
ザ ウォー オブ ヒューマン ヴァーサス リヴィング シングズ エクセプト ヒューマン

is the war the whole world “does not feel”
イズ ザ ウォー ザ ホール ワールド ダズ ノット フィール

even though the whole world “knows”
イブン ゾウ ザ ホール ワールド ノウズ

太鼓の達人に収録

人気アーケードゲーム「太鼓の達人」に、虹色の戦争が収録されています。
確か2013年頃だったか、虹色の戦争が太鼓の達人でプレイできると知り、友人とゲーセンに行きました。
大体こういう音ゲーで曲が使われると、本人ではなく別の誰かが歌っているというイメージだったんですが、本人音源だと知り俄然テンションが上がる私！

知っている曲だったので、まぁ大丈夫だろうと難易度は「ふつう」でプレイしました。
が、この曲非常に連打が多い！！
そして、それに対応できない私はテンパってほとんど得点を伸ばせず醜態を晒してしまいました・・・
「虹色の戦争」自体が難しいのか、私に音感がないのか難易度「かんたん」でもクリアできる気がしません・・・
難易度「おに」とか、一生練習してもクリアできないと思う・・・

最後に

この記事は「虹色の戦争」を聴きながら書いたんですが、やっぱりいいですねセカオワ！
個人的には、「EARTH」リリース時くらいの頃のセカオワが一番好き！
ファンタジーな感じの曲もいいですが、「EARTH」収録曲のようなメッセージ性の強い曲をもっと聴いてみたいです！

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