【アクセス方法も紹介!徳島県・奥祖谷二重かずら橋を観光】男橋・女橋の2つのかずら橋の他に野猿もある!
先日、徳島県の祖谷のかずら橋の観光レポートを記事にしましたが、今回は徳島県三好市東祖谷にあるもう一つのかずら橋「奥祖谷二重かずら橋」の観光レポートを書いていこうかと思います。
奥祖谷二重かずら橋の観光情報だけでなく、駐車場や奥祖谷二重かずら橋の通行料金などについても紹介するので、これから観光に行こうと思っている方は参考にしてみてください(^^)
ちなみに、奥祖谷二重かずら橋の読み方は「おくいやにじゅうかずらばし」と読みます。
Contents
徳島県東祖谷の「奥祖谷二重かずら橋」を観光
「奥祖谷二重かずら橋」とは
奥祖谷二重かずら橋の観光情報の前に、奥祖谷二重かずら橋について紹介します。
奥祖谷二重かずら橋とは、徳島県三好市東祖谷にあるかずら橋で、橋が2つ並んで架かっていることから「男橋(おばし)」「女橋(めばし)」、または「夫婦橋(みょうとばし)」とも呼ばれています。
また、祖谷のかずら橋のびわの滝同様に、奥祖谷二重かずら橋も平家にゆかりのある場所で、志度合戦に敗れ祖谷の地に逃れた平家一族が、馬場での軍馬の訓練に通うために架けたと言われている吊り橋が、奥祖谷二重かずら橋なんだそうです。
かずら橋といえば、西祖谷にある祖谷のかずら橋のほうが有名なので、「奥祖谷二重かずら橋」のほうはあまり知られていないのかもしれません(^^)
実際に私も、これまで奥祖谷二重かずら橋には観光に来たことはなく、そもそも存在も知りませんでしたし、一緒に行った友人も
「奥祖谷二重かずら橋?なにそれ?そんなんあるん?」
と言っていました(笑)
観光客も、祖谷のかずら橋に比べると随分少ない印象でしたね(^^)
また、今回は新緑を満喫出来ましたが、奥祖谷二重かずら橋は秋には紅葉も綺麗だということなので、秋にもまた来てみたいです(^^)
ちなみに、奥祖谷二重かずら橋を渡った先には、キャンプ場があります。
人力ロープウェイ「野猿」
奥祖谷二重かずら橋には、かずら橋だけでなく「野猿(やえん)」という人力のロープウェイもあり、ロープを手繰り寄せて川を渡ることができます。
野猿を動かすのは結構大変そうですが、意外とロープを手繰り寄せるのには力はいりません(^^)
また、野猿は乗り放題なんですが、野猿周辺には係員がいないため、野猿を利用するにあたって
- 3名以上乗らないこと
- 故意に揺すらない
- 乗り降りの際は十分に注意する
- 小学低学年以下の利用は大人が付き添うこと
という注意事項があるので、決められたルールはちゃんと守るようにしましょう。
奥祖谷二重かずら橋の駐車場は無料
祖谷のかずら橋の周辺にある駐車場はどこも有料だったので、奥祖谷二重かずら橋ももしかしたら有料駐車場なのかな?と思いやって来たところ、奥祖谷二重かずら橋は駐車料は必要なく無料で駐車場に車を停めることができました(^^)
駐車場は約30台ほど車を停めることができるんですが、祖谷のかずら橋ほど観光地化されていないこともあってか、駐車場は結構空いていました。
ゴールデンウィークなど大型連休時にはわかりませんが、普通の日曜日の場合、駐車場が満車で車が停めれないということはなさそうでした(^^)
奥祖谷二重かずら橋の通行料金
祖谷のかずら橋では、かずら橋を渡るのに通行料が必要でしたが、奥祖谷二重かずら橋も通行料が必要になり
- 大人:550円
- 小人(小学生):350円
上記が奥祖谷二重かずら橋の通行料金になります。
奥祖谷二重かずら橋の通行料金は、駐車場のすぐ近くにある窓口で支払うようになり、通行料金を支払うと「奥祖谷二重かずら橋公園入場券」を貰うことができます。
かずら橋を渡る度に、この入場券を提示しないといけないわけではなく、「奥祖谷二重かずら橋公園入場券」は通行料金を支払うと貰えるレシートみたいなものなので、入場券を貰ったら使うことはないので財布に入れておきましょう(笑)
奥祖谷二重かずら橋を渡ってみた
ということで、通行料金を支払って、奥祖谷二重かずら橋がある方へと歩いて行きます。
奥祖谷二重かずら橋は、祖谷のかずら橋のように通行料金を支払ったらすぐにかずら橋があるわけではなく、料金所から2~3分ほど階段を下って行った先にあります。
奥祖谷二重かずら橋は、こういった森の中を進んでいった先にあるんですが、祖谷のかずら橋と比べて秘境感があります(^^)
階段を下って行くと、
- 男橋
- 女橋
- 野猿
と書かれた看板があり、私はその場所から一番近かった男橋から回ってみることにしました(^^)
奥祖谷二重かずら橋の「男橋」
ということで、奥祖谷二重かずら橋の男橋にやってきました。
上の写真が、男橋になります。
祖谷のかずら橋と違って混雑しておらず、誰も渡っていませんね・・・(笑)
さっそく男橋を渡ってみることにしたんですが、祖谷のかずら橋を渡った時ほど怖くはなく、また水面からの高さも大したこと無いなと思いながら、誰もいなかったので写真を撮りながら渡り切りました(笑)
その後、帰ってきてこの記事を書くにあたり、奥祖谷二重かずら橋の男橋の長さなどを調べてみたんですが、奥祖谷二重かずら橋の男橋は
- 全長:42m
- 幅:2m
- 水面からの高さ:12m
と、祖谷のかずら橋とほぼ同じ規模のかずら橋なんですね(笑)
違うところといえば、奥祖谷二重かずら橋の男橋のほうが水面からの高さが2mほど低いということくらいですかね(笑)
男橋から見下ろした写真を撮ってみたんですが、足が竦むということもなく特に怖くはなかったのは、先に祖谷のかずら橋を渡っていて感覚が麻痺していたからなのでしょうか・・・(笑)
また、祖谷のかずら橋は一方通行なので逆走はできませんが、奥祖谷二重かずら橋は男橋も女橋も往復が可能となっており、男橋周辺からは川の方に行くこともできるようになっています(^^)
奥祖谷二重かずら橋の「女橋」
そんなこんなで男橋を渡りきると、「女橋」「野猿」と書かれた看板を発見。
そちらの方に向かってみると、女橋がありました(^^)
前に、家族連れがいたのでプレッシャーをかけないように、ちょっと時間をおいて渡ることにしました(笑)
奥祖谷二重かずら橋の女橋なんですが、
- 全長:22m
- 幅:1.2m
- 水面からの高さ:4m
と、男橋や祖谷のかずら橋と比べると規模が小さいかずら橋になっており、横2列になって橋を渡ると窮屈に感じるかもしれません。
また、水面からの高さも4mと、男橋や祖谷のかずら橋と比べると高くないので、高い所が怖いという方でも奥祖谷二重かずら橋の女橋であれば、渡れるんではないかと思います(^^)
奥祖谷二重かずら橋の行き方・アクセス方法・営業時間
車でアクセスの場合
車で奥祖谷二重かずら橋に観光に行こうと思っている方は、カーナビをセットしカーナビの指示に従って進んでいけば迷うことはないかと思います。
しかし、奥祖谷二重かずら橋は、徳島県三好市東祖谷という祖谷のかずら橋よりも更に山奥にあるため、所によっては対向車が来たら往来できるかどうか微妙な箇所もあり、車の運転が苦手な方はヒヤリとする場所もあります(>_<)
私達も、何度か対向車に遭遇しましたが、運良く道幅が広くなっているところで対向車がきたので、なんとかすれ違うことができました(>_<)
また、運転に自信がある方も、奥祖谷二重かずら橋までの道のりは見通しの悪い山道が続くため、運転にはご注意を。
- 祖谷のかずら橋からの場合:約1時間
- 高松市からの場合:約2時間45分
- 徳島市からの場合:約2時間30分
- 松山市からの場合:約3時間30分
- 高知市からの場合:約3時間
バス・電車でアクセスの場合
バスや電車といった公共交通機関を利用して、奥祖谷二重かずら橋に観光に行こうと思っている方は、JR大歩危駅で電車を降りて、四国交通バスで久保まで行きに乗り、久保バス停で市営バス剣山行きに乗換えて、二重かずら橋バス停で下車をするようになります。
また、二重かずら橋行きの市営バスは毎日運行しているわけではないので、バスや電車といった公共交通機関を利用して奥祖谷二重かずら橋に観光に行こうと思っている方は、十分に下調べをしてから観光に出かけることをおすすめします。
「奥祖谷二重かずら橋」営業時間
- 所在地:徳島県三好市東祖谷菅生620
- 営業時間:日の出~日没
- 定休日:12月1日~翌年3月31日 (冬季休業)
- 電話番号:0120-404-344(三好市観光案内所)
観光には「奥祖谷二重かずら橋」と「祖谷のかずら橋」どっちがおすすめ?
観光に行く場合、「奥祖谷二重かずら橋」と「祖谷のかずら橋」、どちらがおすすめなのかということについてですが、1日で両方のかずら橋を観光した私としてはどちらもおすすめです(笑)
というのも、祖谷のかずら橋は観光地化しているので、周辺でそばや鮎の塩焼きなどが食べることができ、また奥祖谷二重かずら橋では山奥にあるということもあってかあまり観光客がいないので、奥祖谷二重かずら橋はまさに秘境といった印象を受けました。
どちらのかずら橋も楽しめるので、観光に行くにはどちらがおすすめかとは一概には言えませんね(>_<)
「奥祖谷二重かずら橋」も「祖谷のかずら橋」も、どちらもおすすめの観光スポットなので、両方回ってみるのが一番おすすめです(笑)
まとめ
- 奥祖谷二重かずら橋は徳島県三好市東祖谷にある
- 「男橋」「女橋」という2つのかずら橋がある
- 奥祖谷二重かずら橋は平家一族にゆかりがある
- 祖谷のかずら橋に比べて観光客が少ない
- 奥祖谷二重かずら橋の駐車場は無料
- 奥祖谷二重かずら橋の通行料は大人550円
- 男橋よりも女橋のほうが規模が小さい
- キャンプ場や、人力ロープウェイ「野猿」もある
関連サイト:じゃらんnet
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